川口学
スケジュールの組み方は、どのような状態でスタートしたいかによって異なります。
Ver4 時代のプレイヤーアンケート回答(BOOMING旧バージョン時代の内容のため現在撤去中)を見ても「資金こそ命」の人もいれば「優秀な人材こそ命」の人もいて、人それぞれです。
いつも資金集めに力を入れている場合は人材集め、いつも人材集めに力を入れている場合は資金集めと、いつもの逆のパターンでゲームを始めてみると分かりますが、それぞれにメリットとデメリットあり一概には言えません。
アンケート回答の傾向として、会社の宣伝に力を入れる人はあまりいない様ですが、コンピュータが担当するライバル会社の中には宣伝に力を入れる社長(部下人材)も見受けられます。
田原薫
まず、プレイ中に(銀行から)調達した資金は返済しなくてはいけないお金です。借入金を返済せずにゲーム終了を迎えると、当然、マイナス評価を受けます。プレイ中に銀行から返済を求められる事もありますし、利息も払わなくてはいけません。1度に調達できる資金額は担当部下の能力に左右されます。
それに対して、会社設立準備で調達した資金は返済する必要がありません。もちろん、利息も取られません。調達できる金額も、『早い週ほど沢山調達できる』という全社(全員)同じ条件で行われます。
丸井純平
[Ver4 時代のアンケート回答 問11] でも不人気な会社設立準備での会社の宣伝ですが、効果はあります。最初から会社の知名度が高ければ、ゲームスタート直後の社員募集で多くの社員を集めやすくなります。
ゲームスタート直後は部下の能力値が低い事もあり、社員募集の結果わずか数人の社員不足で本社の建設が出来ずに再度数ヶ月かけて社員募集をする羽目になることがあります。
これはスタートダッシュを切る上で非常に痛手となるだけでなく、売上の無い中で部下や待機中の社員(残りの社員)へ給与を払い続ける事にもなります。
小林恵
宣伝広告50回のサンプルデータ (Ver4 時代の調査)
週 | 最大値 | 最小値 | 平均値 |
---|---|---|---|
1週目 | 257 | 156 | 212.2 |
2週目 | 243 | 148 | 189.4 |
3週目 | 229 | 137 | 178.9 |
4週目 | 194 | 135 | 165.2 |
5週目 | 185 | 110 | 150.1 |
6週目 | 173 | 95 | 135.9 |
7週目 | 149 | 69 | 120.4 |
※ 第1週の数値は、初期値の100を引いてあります。
中野重久
獲得した部下の「やる気」は『どれだけ熱心に説得したか』がそのまま現れます。
週の初めや複数の週にわたって説得して獲得した部下の「やる気」は高くなります。
週の終わりや少ない説得回数で獲得した場合や、説得していない人物が部下になった場合は「やる気」が低くなります。
岩井裕子
スケジュールの組み方によっては7週目終了後に資金が0になる場合があり、ゲームスタート直後に資金不足で困らないための配慮として、すべての会社に資金50がプラスされています。
山野公一
資金調達50回のサンプルデータ (Ver4 時代の調査)
週 | 最大値 | 最小値 | 平均値 |
---|---|---|---|
1週目 | 163 | 101 | 136.4 |
2週目 | 147 | 79 | 120.0 |
3週目 | 137 | 84 | 103.9 |
4週目 | 114 | 64 | 89.1 |
5週目 | 97 | 49 | 76.4 |
6週目 | 78 | 44 | 58.5 |
7週目 | 57 | 27 | 43.6 |
※ 第1週の数値は、初期資金の150を引いてあります。
※ 第7週の数値は、ボーナス値の50を引いてあります。