山口真
社員感情が下がり過ぎているのが原因です。適切な給与を支払ってください。
社員の求める給与額は、自社の売上と関係しています。ライバル会社との給与水準差は一切関係無く、自社の売上に合わせて設定します。
にもかかわらず、給与のための資金不足に陥っているのであれば、「売上に見合わず手を広げすぎている」と言うことが考えられます。常に「有り金使ってガーッと店舗展開」なんて事をやっていると、給与のための資金が無くなってしまいます。
なお、社員給与の設定は BOOMING において一番難しい要素といえます。セーブとロードを活用し、色々な給与水準を試しながらプレイしていくとコツが掴めてきます。
また、「多目的ホール」や「ファミリーレストラン」などを中心として毎月安定した売上を得ている経営と、「貸しビル」中心の6月と12月にまとめて売り上げが計上される経営とでは、社員感情の変動が大きく異なりますので注意が必要です。
Ver4.30 以降、若干ですが給与水準額が下がっているようです。また、適正水準からかけ離れた給与設定を行った場合、社員感情が大きく変動するようです。次の FAQ にもあるようにボーナスを付けるぐらいの気持ちで給与を支払うと、社員感情を大きく戻すことが出来そうです。
ナタリア・シンプソン
理想は、社員感情のグラフが常にブルーの状態である事です。
社員感情の数値を常に100にキープする必要はありません。また、それは現実的でもありません。
まずは、最終審査で社員感情の平均値が60を超えるのを目標にしてみてください。かなり難しいかもしれませんが75を超えるようであれば、完璧です。
グラフの色がイエローになったら、すぐに給与水準を上げブルーまで戻してあげましょう。グラフの色がレッドゾーンに突入したら、ストライキ発生の危機的状況です。「頼む、ストライキだけは勘弁して欲しい」のボーナスを付けるぐらいの気持ちで大幅に給与水準を上げ、最低でもイエローゾーンまで戻す事が大切です。
秋山麻衣
部下の「やる気」は社員の「感情」とは違い、適切な給与を支払っていても突然下がる事があります。
「やる気」が下がった時の引き抜き対策としては、『長期間掛かる仕事をさせる』という方法があります。これは、『部下は仕事が終了するまでは絶対に辞めない』という性質を利用した方法です。
具体的には、交渉が長引きそうな「土地・建物の指定購入」や、建設完了まで時間がかかる「学校・大学」「温泉宿」などの建設を担当させて時間を稼ぎます。そしてその間に、一時的に給与額を上げて「やる気」を回復させるというわけです。
フローラ・ブリーム
部下の給与は、能力給と考えてください。
最低でも2ヶ月に一度は1~2ぐらい「やる気」が上がるぐらいが、適切かと思います。ただし部下の満足する給与額は、能力だけでなく「プライド」も関係しています。
「プライド」は部下に設定されているパラメータですが、画面には表示されません。「プライド」の高い部下は、同程度の能力を持つ他の部下よりも高い給与を要求します。
黒川奈々、小西さくら、土居真由美、フローラ・ブリーム
この辺りは、「プライドが高い」と思ってください。
青柳公司
部下の手が足りないぐらい忙しくなると、人物が自分を売り込みに来るようです。
あるいは人材発掘を試されるのも良いかもしれません。その際、部下から「人材を探しましょう」の助言がある時は可能性が高いことを示しています。
ケリー・スー
ゲーム中に関して言うと、社員を解雇すると社員感情が大幅に下がるだけでなくすべての部下のやる気も下がり、部下を解雇すると残りの部下のやる気が大幅に下がります。
ですから、社員が余っているなら建物を建てた方が良いですし、能力の低い部下を解雇するぐらいなら、「建物の補強」専門部下として活用した方が効果的です。
しかし、計画性の無い社員募集をかけているために『解雇するほど社員が余っている』訳で、社員募集を担当させた部下の能力や数ヶ月先の資金状態などを考えた上で計画を立てるようにしたいところです。
ちなみに最終審査では、BOOMING Ver5.00 現在、「解雇」を実施しても最終審査で直接のマイナス評価がつく事はありません。
奥村聡
募集で集めた社員、建物の取り壊しによって"残り社員数"に加わった社員ともに、特性や属性などは設定されていません。
デパートを取り壊して発生した余剰社員で学校を建設しても、売上その他には何の影響もありません。
レイモンド・タイナー
開催に間に合わない原因は、開催に必要なだけの会場建設が期間内に完了しなかったためです。
会場の建設は、開催が決まった地区に進出している会社への入札・発注によって進められます。そのため、その地区に進出している全ての会社の部下達が常に仕事を抱えている状態が長期に渡って続くと入札イベントが発生しなくなり、建設がどんどん遅れてしまいます。
また、開催直前に発注された会場建設を建設力の低い部下に担当させると、準備期間内に建設が完了せずに博覧会開催に失敗してしまう事があります。
進出している地区で博覧会開催が決定したら、いつ入札・発注が起きても良い様に、最低1人の部下の仕事を開けておくと安全です。仕事を開けておくと言っても、「宣伝」「建物の補強」などの1ヶ月以内で終わる仕事であれば命令しても問題ありません。
園田勇
博覧会開催の成功・失敗による会社への影響は、たとえ会場建設にかかわっていなくても、その地区に進出しているすべての会社が受けます。
博覧会が成功すれば開催期間中の売上が大幅にアップしたり、部下のやる気や社員感情も上がります。さらに、その地区の発展にも良い影響を与えるなど良い事ずくめです。
反対に博覧会開催に失敗すると、"部下のやる気""社員感情""会社の知名度"が下がります。そして、その地区の発展に悪影響を及ぼします。
田中優
全国知名度とは、各地区の知名度を平均したものです。
各地区での知名度は、その地区での売上に影響を与えます。特に、デパートや遊園地は知名度で売上が大きく変わります。
全国地区での知名度は、社員募集で集まる人数に大きく関わっています。これは、社員募集において"募集をかける地区の選択"という要素が無いことからも想像されるように、全国地区での知名度が大きなポイントとなっています。
ヴィック・イェン
全国知名度の低下を抑えるための広告になります。
あくまでも"低下を抑える"ための広告であり、知名度を"上げる"効果はありません。
中山徹
建設にかかる費用が発注時にもらえる金額から引かれているためです。
つまり、発注(または、落札)金額の中には、建設費用も含まれているというわけです。
工藤幹雄
売上の少ない会社ほど、知事から直接発注がかかりやすいようです。
さらに、その地区の知事との親密度や公共施設建設度の高さ、公共施設に積極的な知事かどうかも関係してきます。
該当地区の知事への献金や公共施設建設の投資で根回しをしておくと、会社の売上が順調であっても発注されやすくなります。そして、公共施設建設投資は最終審査でプラスに働きます。
ウー・ホンジュン
競馬場、発電所、空港などは、自社の建物として建設する事も購入する事も出来ません。
公共建設発注によってのみ建設可能な設定の建物です。
サルマン・カプール
BOOMING バージョンアップ時に修正された建物の売り上げはデータ(一例として、Ver4.30時にホテルの上方修正と温泉宿の下方修正)は、BOOMING 標準マップのみに反映されています。投稿データ等の追加マップでは今までどおりの売上となります。
これは、建物のデータが BOOMING のゲームプログラム本体に組み込まれているのではなく、別ファイルのマップのデータファイルに組み込まれているためです。
知事データに関しては "Original.hbp" という人物データファイルに収められており、プレイするマップに関係なくこの人物データファイルが利用されます。そのため、投稿データの追加マップやプレイヤー自身が製作したオリジナルマップなど全てのマップで登場します。
もちろん、自作した "Original.hbp" を用いる場合はこれに当てはまりません。
ウィリアム・セガール
縦横だけでなく、斜めも1マスになります。
つまり隣接したマスとは、上下左右(4か所) + 斜め(4か所)の8マスを指します。
影響を受ける建物間に川などがあっても、影響範囲が遮断やリセットされたりはしません。
安永陽子
温泉掘り当ての成功率は「会社の売上げが少ない」「建設地の標高が高い」事でアップします。
掘り当てに必ず成功・失敗する土地というのは存在せず、「掘り当てに失敗した土地=温泉の出ない土地」では有りません。
温泉宿が追加された当時のバージョンでは「会社の売上が少ないと温泉の掘り当てに成功しやすい」というポイントを突いて、赤字の建物である「本社」のみを建てた状態から温泉宿を建設するとほぼ確実に掘り当てに成功しましたが、Ver4.10 からはこの成功率が下がっています。
福澤敬
BOOMING の建物での売上額は、地区内の知名度や地価を含む立地条件にも左右されますが、一番のポイントとなるのは「地区の人口」です。
標準マップならば、人口の多い"東京"や"大阪"がおすすめです。"東京"や"大阪"に本社を建て、そこを中心に進めると良いと思います。
"東京"や"大阪"は地価が高いので土地の購入費用は高くつきます。しかし、それに見合うだけの売上が望めますので、短期間の内に土地購入分を回収できます。長期的に見れば、人口の少ない地区に比べて大きく差が出るはずです。
また、全てのプレイマップ・地区に言えることですが、駅前は大きな売上が期待できます。人口の少ない地区であっても、標準マップの"神戸"のように駅と駅に挟まれた区域がある地区にも注目です。
ロビン・ニュートン
"地区貢献度"でポイントを稼ぐのが一番簡単で分かりやすいと思います。
ポイントを稼ぎたい地区に"学校"や"大学"を建設してみて下さい。特に大学は高い効果があります。ただし、学校・大学は売上の低い建物ですのでゲーム序盤から建てるのではなく、ゲーム終了年数の最終年中に建設が完了するようなタイミングで建てると良いでしょう。
また最終審査では、各項目で上位の会社にボーナスポイントが付きます。このボーナスポイントを利用しない手はありません。
具体的には、ライバル会社があまり手を付けていない地区へゲーム終了間際に"公共施設建設投資""防災対策援助投資"をおこない、地区貢献度1位を取ってしまう方法などがあります。この方法はその他の項目でも有効ですので、「頑張れば1位になれる項目」に対し資金と部下を集中的に投入する事がベストといえます。
ただし、特定項目に資金や部下を集中投入するということは「他を疎かにしがち」になる事を忘れないでください。
投資の資金を土地購入と建物建設費に回せばより多くの社員を雇って社会貢献できますし、今いる部下と社員の給与を手厚くすることで部下のやる気と社員感情を高く保つことも可能になります。良い経営の評価は、ひとつではありません。
対戦相手のプレイを参考にするのも上達の秘訣です。対戦プレイのチャンスがあればそれを活かしましょう。
松田広一
今までとは全く違うプレイを試されてみてはいかがでしょう。
たとえばいつものプレイが、
会社設立準備は資金調達重視ならば、優秀な部下の獲得重視で会社を立ち上げてみる。
公共施設建設や博覧会招致などの投資をされていなかったのなら、そちらに資金を投入してみる。
少数地区での集中展開をされていたのなら、各地区に積極的に進出してみる。
進出地区の知事への献金をされていなかったのなら、献金で知事とのパイプ作りをしてみる。
資金の使い道を店舗展開よりも、給与水準の引き上げ優先で社員感情感情を重視してみる。
などです。
真逆のプレイスタイルを試される事で、新しい糸口が見つかるかもしれませんよ。